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365 SKETCH DIARY 販売者の想い



サイト運営者の寺門ツネユキです。
僕は大学を卒業してから広告会社で約9年間、コピーライターをしていました。
そして2018年からは、フリーランスのコピーライターとして活動をしています。


僕は文章や企画のプロですが、ひとつの広告を作るためには、
デザイナーやイラストレーター、カメラマンと組んで仕事をします。
ですから、長年クリエイターとして働き続けていると、自然に絵やイラスト、写真などの
アート作品を見る目も肥えてきたように思います。
なにより、作家さんの個展や美術館に足を運ぶことが好きですし、
自宅にも様々なアーティストの絵や写真を飾っています。



今回、このサイトで販売している絵はすべて、平山広一さんという絵描きの作品です。
平山さんの主な仕事のフィールドはウェディング。
結婚式・披露宴に出向き、その場で新郎新婦はもちろんゲスト全員までも描く「SNAP SKETCH」と、
新郎新婦の写真と馴れ初めエピソードをもとに二人を描く「STORY SKETCH」。
この二つの表現手法で、新郎新婦の幸せをカタチにされています。
とくに「SNAP SKETCH」は、1年後の予約も入っているほどの人気ぶり。




そんな平山さんとの出会いは数年前のこと。WEBマガジンの取材で知り合いました。
当然、その日もウェディングのお仕事について記事にするために、お話を伺っていました。
対話をしていると平山さんは無印良品のスケッチブックを取り出し、
鉛筆でササッと、僕のことを描き出しました。
そのあまりに自然で突然な出来事に驚いてしまいましたが、
平山さんはごく当たり前といった感じで、インタビューに応じながら、描き続けます。
仕上がった絵を見せていだくと、ペンとインタビューシートを持っている僕の様子が描かれていました。
そして、その絵のタッチは、とても温かく、優しく、肯定的でした。
僕は一瞬で、その絵の虜になりました。



平山さんに聞くと、どこにいってもスケッチブックを持ち歩き、
人物や風景を描いているといいます。
電車に乗っていても、食事をしていても、打ち合わせ中も。自宅に居るときも。




取材後、僕は、平山さんと仲良くなりました。
その後、平山さんのウェディング用の宣伝ツールや
WEBサイトの制作もお手伝いさせていただきましたし、
プライベートでも何度もお酒を飲みました。
そして、やっぱり平山さんはいつも、絵を描いています。
それは、歯を磨くように、お風呂に入るように、息をするように、
ごく当たり前といった感じで。
大げさでなく、365日、どんな時も。




平山さんは言います。「言い訳しないために。仕事を依頼していただいた
お客さまに安心していただくために。描き続けている」と。
「だからこのスケッチは、お金を稼ぐために描いているのではないんです」と、
彼は続けました。




僕は、その姿勢と絵のタッチに、ますます惚れ込みました。
欲の一切ない絵は、人の心を動かします。



だからこそ、この絵は世の中に届けるべきだと、
僕の中に、なかば使命感めいたものが湧いてきました。
もちろん売上につながればうれしい。
でもそれ以上に、この絵を、
もっともっとたくさんの人たちに知ってほしいと、純粋に思ったのです。



それから平山さんにお会いするたびに、僕の想いをぶつけました。
そして、ようやく、ある時、「寺門さんがそこまで言ってくれるなら、
この絵をたくさんに人に届けてください」と平山さんが言ってくださいました。



10年以上前から365日、毎日描いているため、その絵の数は膨大です。
僕は一枚一枚、そのすべての絵に目を通し、
とくに僕が心動かされた絵だけを、みなさまに販売させていただきます。
寺門ツネユキの独断と偏見のセレクトです。
レプリカでの販売にはなりますが、
これらの絵は、絵の作者本人である平山さんにお願いしても、
手に入れることのできない特別な絵たちです。



さらに絵は、オリジナルの古材額(STORY WOOD FRAME)に入れてお送りします。
この額は、ひとつの役割を終えた、建物や蔵など、
代々、大切に引き継がれてきた建材を原料として使用しており、
平山さんご自身が、新潟県・十日町に足を運び、
こだわって材料をセレクトし、組み立てた額です。



365 SKETCH DIARY



僕は、この絵たちを、そう名付けます。
あなたの毎日に、
「365 SKETCH DIARY」の温もりが広がりますように。




寺門 ツネユキ



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